2018年度

  • 3/18(月)生物学部 海洋生物科学科のプロモーションビデオが Youtube にて公開されました。

海洋生物科学科のカリキュラムは、実習が充実していることが特徴の一つです。
ご興味のある方は、大学入試広報まで、お気軽にご連絡下さい。
学部・学科パンフレット等の郵送も可能です。

TEL: 011-571-5111(代表)

  • 2/24〜28(日〜水)サロマ湖調査

サロマ湖にて海氷中や底に生息する植物プランクトン(アイス・アルジー)の調査を行いました。本研究室の3年生が4人参加しました。

 
宿泊先を出発する様子。     結氷したサロマ湖上で氷を切り出し中。

 
切り出した氷。厚さは50 cm程度。氷をさらに10 cm毎に切り分けた。

 
培養実験中の写真。       培養実験を行う穴に遮光ネットを被せた。

  • 2/18(月)寿都臨海実験所 研究発表会で成果発表

寿都町沿岸で2018年度に調査を行った結果の一部を北海道臨海実験所(寿都)にて発表しました。

  • 2/3(日)卒業研究発表会 打ち上げ

卒業研究発表会の打ち上げを行いました。

  • 2/1(金)生物学部海洋生物科学科 卒業研究発表会

本日は卒業研究発表がありました。
どの研究室の学生も、これまでの成果を発表し、終了後は安堵の表情をうかべていました。

野坂研からは5人の学生が発表しました。お疲れ様でした。

  • 1/31(木)卒研発表練習

4年生が卒業研究の発表練習を行いました。これまでも、卒研の発表練習は何度か行って来ましたが、本日はマルチメディアホールにて発表スライドの最終確認を行いました。明日は、生物学部海洋生物科学科の卒業研究発表会です。発表される皆さん、頑張りましょう!
野坂研からは、5人が発表を行います。

発表練習後、「遠隔操作型海洋表面マイクロ層採水装置」の動作テストを行いました。

ガラス円盤を回転させてマイクロ層水をガラス面に付着させ、ワイパーで水を切り、チューブで採水タンクに送ります。

リモコンに付いている液晶画面で、装置までの距離や速度、バッテリー残量、温度をリアルタイムで分かるようにしました。
海での採水試験が楽しみです。

  • 12/21(金)培養実験の様子

4年生が卒業研究として行っている植物プランクトン培養の様子です.卒研生が海洋中から単離した植物プランクトンを使用して,脂質生産能力の評価を行います.植物プランクトンから得られる脂質は,メチルエステル化を行うことで,バイオディーゼル燃料(軽油)として使用できます.
植物プランクトンが培地中の栄養塩を使い果たして定常期に達してから約6日後に回収し,乾燥重量や脂質含有量などの測定を行います.写真の培養ボトルの容量は約1 Lです.

大型珪藻(Coscinodiscus wailesii, CCMP2513)を使用した糖類生産実験も行っております(下の写真).培養フラスコの底面に見える黄緑色のツブツブは円形の珪藻類で,1細胞の大きさは直径 0.2 mm程度です.

  • 11/10(土),11(日)第11回 小樽シャコ祭に参加

第11回 小樽シャコ祭において,東海大学生物学部海洋生物科学科の学生が,生きたシャコの展示を行いました.本研究室の学生も2名参加しました.

  
シャコ祭に参加した学生(左)とシャコクイズを行う学生(右)

  • 11/9(金),11/10(土)寿都町で沿岸海洋調査を実施

 

東海大学臨海実験所(寿都)にて海水試料の濾過を行う学生.

今年の寿都町沿岸調査は,今回で最後でした.今回は,悪天候の中の調査となりましたが,なんとか全ての観測点で調査を行う事ができました.

この調査では,プランクトンネット(目合い 0.5 mm)を使用した大型動物プランクトンの採取や,海洋表層のクロロフィル-a濃度,珪藻類検鏡試料,懸濁態粒子濃度,透明細胞外重合体粒子濃度などの季節変動を調査しています.

  • 10/20(土)植物プランクトンの培養実験 写真

冬も近づき,4年生の卒業研究も佳境に入っています.
野坂研では,バイオディーゼル燃料生成に適した植物プランクトンを天然中から見つけ出すために,植物プランクトンを単離し,増殖速度や脂質含有量などの調査も行っています.

  
1.5 L容量で培養中の植物プランクトン  小容量での培養実験(成長速度把握試験)

  • 10/19(金),20(土) 寿都町で沿岸海洋調査を実施

野坂研で毎月行っている寿都町の沿岸海洋調査を行いました.
地震の影響で9月は調査ができなかったため,1ヶ月ぶりの調査でした.

 
プランクトンネット採集の様子   海洋表面マイクロレイヤー試料採集の様子


サンプル採集後は,東海大学臨海実験所(寿都)に帰り,海水試料の濾過などを行います.
今回の作業は,いつもより順調に進み,20時くらいには夜ご飯にありつけました.
19日は臨海実験所で一泊し,20日の午前中に帰りました.

この日は,櫻井研究室と大橋研究室も調査のため,実験所に来ており,学生は軽い宴会のように盛り上がっていました.

  • 10/3(水)新歓を行いました.

新しく研究室に加わった3年生の新歓を行いました.

焼き肉でした.

  • 9/24(月)研究室に新しいメンバーが加わりました!

東海大学札幌キャンパスでは,9/21(金)から秋学期が始まり,研究室に新しいメンバーが10人加わりました!皆さん宜しくお願いします.

これで,野坂研は総勢15人となりました!
新たなメンバーが加わったことで,4年生が新歓を企画してくれています.楽しみです.

東海大学札幌キャンパスでは,9/30(日)にオープンキャンパスを開催致します.
私の所属する生物学部海洋生物科学科では,大型水槽がある水槽室の見学や,走査型電子顕微鏡を使用した植物プランクトンの観察,学生が維持管理している展示水槽の見学,最新のVRを使用した本学科のバーチャル実習体験などを行います.
また,生きた植物プランクトンや,とても小さいクラゲ(エダアシクラゲ,傘径5 mm程度)も展示予定です.その他,学科展示,進学相談(他校舎も可能),入試対策の資料もございますので,本大学に興味がある学生は是非ご参加下さい.不明な点はお気軽にご連絡下さい.

 
植物プランクトンの走査型電子顕微鏡写真 エダアシクラゲ(実体顕微鏡で撮影)

  • 北海道胆振東部地震の影響について

北海道胆振東部地震で被災された方には,心よりお見舞い申し上げます.

本地震の影響により,大学施設への大きな被害はありませんでした.
また,私の研究室では,いくつかの物品が棚から落ちましたが,実験機器の破損・故障などの大きな被害はありませんでした.

  • 8/25-26 寿都町の沿岸海洋環境調査を実施

本年度より,本学科の臨海実験所(寿都)を使用して,寿都町の沿岸海洋調査を行っています.
今回は今年度5回目の調査でした.海水温は21ºC程度でした.
 
卒研を行うために植物プランクトンを採集中の学生.

プランクトンネット採集動画

プランクトンネットで採集されたクラゲ1(動画)

プランクトンネットで採集されたクラゲ2(動画)

  • 8/6〜9 「津軽海峡こども調査団」に参加

日本財団「海と日本 PROJECT」の「津軽海峡こども調査団」に参加しました.
帆船「みらいへ」に乗船し,青森と函館から参加したこども達と一緒に津軽海峡のプランクトン調査や海洋調査などを行いました.
生憎,天候に恵まれませんでしたが,荒波のなか津軽海峡を横断した体験は,こども達にとって大変貴重な経験となったと思います.
手伝いとして参加してくれた本大学の2名の学生も,こども達のリーダとして大変活躍してくれました.どうも有り難うございました.

 
日本財団「海と日本プロジェクト」と「津軽海峡こども調査団」の旗

 
プランクトンネット採集の様子

 
海洋調査の様子      お手伝いとして参加してくれた学生(中央2人)

  • 5/21〜30 新青丸 KS-18-6 航海参加

新青丸のKS-18-6 航海に参加しました.
北海道釧路沖(三陸沖)から関東沖にかけて航海を行い,高解像度衛星海色センサGCOM-C/SGLI(しきさい)のデータ検証と生物地球化学過程の調査を行いました.
私のチームは,海洋表層マイクロレイヤー(海面から1 mmまでの極薄層)の調査と植物プランクトンの糖類生産に関する培養実験を行いました.

 
新青丸


甲板での培養の様子        CTD採水器を収納中の様子


海洋表面マイクロレイヤーのサンプリングの様子