2021年度

  • 2022/2/24-3/6 サロマ湖でのアイスアルジー調査

サロマ湖でアイスアルジーの糖類濃度および生産速度調査を行って来ました。


↑氷の底に生息する植物プランクトン(アイスアルジー)


↑現場培養実験と水槽内での疑似現場培養実験の様子

 
↑光合成ー光曲線装置と現場での表層観測の様子


↑共同研究者など


↑動物プランクトンのマイクロプラスチック捕食実験の様子(学部生が熱心に研究を行っていました)

  • 2022/2/12 日本財団 海と日本プロジェクト 「オホーツク流氷調査隊/しまうみ探検隊 2021 in 網走」への参加

北海道と沖縄県の小学生をオンラインで繋ぎ、網走からオホーツク海や流氷についての授業を行いました。
参加してくれた小学生はやる気のある子で質問も沢山でました。少しでも海について興味をもってもらえたら嬉しいです。

サロマ湖で氷を切り出したり、網走市の流氷観光船「おーろら」に乗船したりと小学生だけではなく、私も楽しませていただきました。スタッフの皆様におかれましては、新型コロナウィルスの影響で急遽オンラインへの変更となり準備に大変ご苦労されたことと思います。大変お疲れ様でした。

このときの様子はHBCテレビで放送されました。YouTube 動画1YouTube 動画2 でも視聴いただけます。

  • 2022/1/17 寿都町沿岸環境調査を実施(21年度 7回目)

今年度7回目の寿都町沿岸環境調査を行いました。
冬本番となり、地吹雪のなかの観測となりました。4年生は卒業研究のまとめ頑張って下さい。

  • 2021/11/16 寿都町沿岸環境調査を実施(21年度 6回目)

今年度6回目の寿都町沿岸環境調査を行いました。本日の気温は6ºC、海水温は13ºCでした。
プランクトンネット試料には、海水中に漂う落ち葉の破片などが比較的多く入りました。特に横間漁港では落ち葉がの破片が多く、海水の色も茶色っぽく変色しているようでした。


↑横間漁港での海水サンプリングの様子。手前が4年生、奥が3年生。

  • 2021/11/9-11 紋別クラゲ調査(今年度 最終調査)

今月はクラゲに興味のある3年生を2名連れて紋別のクラゲ調査に行きました。
先月同様、4年生が3年生に調査方法やサンプルの処理についてレクチャーを行いました。
今回、初めてキタユウレイクラゲと思われる大型個体が出現しました(傘径45 cm)。


↑キタユウレイクラゲ と思われる個体。クラゲの遊泳力は微弱ですが、海の中をひらひらと泳ぎながら生活をしています。クラゲを陸上にあげると、体の形を保つことができず、「ベチャー」となることが多いです(自己溶解も起こる)。採取したクラゲの風袋を除いた重さは 4.6 kgでした(写真の重量表示は風袋を含む重さ)。

  • 2021/10/14-16 紋別クラゲ調査

クラゲに興味のある3年生を3名連れて紋別のクラゲ調査に行きました。
紋別のクラゲ調査は、今年から始めた研究テーマの一つで、4年生が6月から毎月調査を行っています。
3年生は4年生からクラゲ調査の内容についてレクチャーをうけました。


↑4年生から採れたミズクラゲの処理方法を学ぶ3年生

  • 2021/10/12 寿都町沿岸環境調査を実施(21年度 5回目)

今年度5回目の寿都沿岸環境調査です。早速、3年生も調査に参加しました。


↑動物プランクトン採集ネットを引き上げる3年生。

  • 2021/10/7 3年生の研究室配属が決定!

3年生の研究室配属が決定いたしました。今年度は卒研を希望する学生が多く、9名の学生が野坂研に入りました。
これからよろしくお願い致します!4年生は3年生にいろいろと教えてあげてください。


↑実験室のドアに掲示した在室表です。夕方に撮影したので、窓枠の影が映り込んでいます。

  • 2021/9/27 動物プランクトンにおけるマイクロプラスチック捕食実験の前実験を実施

私の研究室では、「動物プランクトンはマイクロプラスチックを食べるか?」というテーマを研究している学生がおります。この研究テーマは今年度から新しく立ち上げたもので、物品の準備や実験方法の確立などをこれまで行って来ましたが、なんとか実験系が形になってきたので、前実験を行うととなりました。
写真は前実験を開始するために動物プランクトンをマイクロプラスチックビーズが入った飼育瓶に移すところです(写真をクリックすると動画が再生されます)。

  • 2021/9/10 笹川科学研究助成 研究テーマ「海水中の微量糖類濃度測定装置の開発」 動作テスト実施

海水中の微量糖類濃度測定装置を組み上げ、ポンプなどを動かしました。現時点では、配管に漏れなどは無く、順調に動いています。これから、配管を分光光度計に接続し、シグナルが出てるくかテストしたいと思います。

  • 2021/9/1 寿都町円環環境調査を実施(21年度 4回目)

今年度4回目の寿都沿岸環境調査です。スケジュールの都合上、8月は調査に行けなかったため、1ヶ月半ぶりの寿都調査です。
寿都の調査は2017年度から行っていますが、今回初めてのクラゲを沢山見かけました(写真)。


↑バケツに入ったクラゲ(見づらいです)。

  • 2021/8/26 笹川科学研究助成(日本財団)研究テーマ「海水中の微量糖類分析装置の開発」の装置の作成

今年度の研究テーマの一つとして、海水中の微量糖類分析装置を作成しています。電気制御部が形になりましたので、公開することと致しました。本装置は、予めコンピューターに書き込んだプログラムからポンプと電磁弁を制御します。近々、装置の全体像をアップロードしたいと考えております。

  • 2021/7/30-8/1 日本財団 海と日本プロジェクト 「流氷の秘密を解き明かせ! オホーツク流氷調査隊2021」に参加

毎年夏季に行われる日本財団 海と日本プロジェクトに参加いたしました。今年は、「流氷の秘密を解き明かせ! オホーツク流氷調査隊 2021」というテーマで北海道内の海に興味のある小学5、6年生を対象に体験型のイベントをおこないました。
東海大学の学生も小学生をまとめるリーダーとして活躍しました。

この時の様子は、HBCで放送されるとともに、Youtubeでも公開されております(下の画像をクリックしても動画が再生できます)。

  • 2021/7/20 寿都町沿岸環境調査を実施(21年度 3回目)

今年度3回目の寿都沿岸環境調査です。この時期は気温と水温が大体同じくらいになります。寿都漁港で測定した気温は25.84ºC、水温が25.32ºCでした。過ごしやすい気温ですが、ロープを曳いたり、作業を行うと汗ばみます。

  • 2021/7/15 紋別クラゲ調査

今年度から始まった紋別クラゲ調査の2回目です。先月は傘径5 cmくらいのヤナギクラゲが出現しましたが、今月は傘径 10 cmを超える大きめのヤナギクラゲが出現しました。また、アカクラゲも出現するようになり、今後ヤナギクラゲからアカクラゲへの種の変化が起こるかも知れません。↓画像をクリックすると動画が再生されます。


↑オホーツク・タワーの海底階の窓から撮影したヤナギクラゲ

  • 2021/6/23 溶存態糖類の脱塩用樹脂を洗浄しました

海洋中の溶存態糖類の分析を高速液体クロマトグラフィー(HPLC)行うためには、海水試料の脱塩を行う必要があります。この日、ソックスレー抽出器を使用して脱塩樹脂の洗浄作業を行いました(画像をクリックすると動画再生されます)。

  • 2021/6/14 紋別市の港でのクラゲ調査(21年度から新たに調査を開始しました)

今年度より、紋別市にて海洋交流館からオホーツク・タワーにかけての岸壁でクラゲ調査を開始しました。
港内に出現するクラゲの目視と採集調査などにより、どのような時期にどんなクラゲが出現するのか?出現量はどのくらいか?クラゲの有機物量はどれくらいか?などを海洋環境とともに調査していきます。6月調査では小さな(傘径 5 cm程度)ヤナギクラゲが出現しました(写真をクリックすると動画が再生されます)。

  • 2021/5/7 寿都町沿岸環境調査を実施(21年度 2回目の調査)

今年度2回目の寿都町の沿岸環境調査です。少々風が強く、港内に波がありました。

  • 2021/4/12 寿都町沿岸環境調査を実施(21年度 1回目の調査)

2021年度初めての寿都町の沿岸環境調査です。今年も寿都町の4つの港内において、1ヶ月に1回程度の調査を行っていきます。景気付けにシードルで乾杯をしました。

↑この後直ぐにマスクをして黙食しました。

  • 2021/4/6 東海大学札幌校舎 入学式

新型コロナウィルスの影響で今年は全3回に分けて入学式を行いました。例年よりも規模が小さい入学式でしたが、昨年度は入学式が行えなかったことを考えると、少しは状況が良くなってきたかなと思います。